薮椿 (やぶつばき)
2004年 12月 07日
2004・12・1
旧古河庭園
六義園
・椿(つばき)科。
・開花時期は、 1/25頃~ 5/10頃。
・日本特産。
・一般に「椿」といったらこの薮椿を指すようだ。
園芸品種は1万以上ある。
・「古事記」では”都婆岐”、
「日本書記」には”海石榴”の字で表現されており、
”椿”の字は「万葉集」で初めて登場する。
・「つばき」の読み方の由来には諸説あり。
1.”光沢がある”意の古語
「艶葉木(つやはき)」から。
(葉は濃い緑色で光沢でピカピカ)。
2.葉に厚みがある意味の「厚葉木」から。
3.強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から。
4.落ちた花が、刀の鍔(つば)に似ており、
「鍔木(つばき)」の名から。
5.朝鮮名の「冬柏(つくばく)」の名から。
・現在はふつう「椿」の字で知られるが、この
「椿」の字は日本で作られた字(春に花咲く)で
中国では「椿」は、栴檀(せんだん)科の
高木である「ちゃんちん」という木のことを指し
漢名では日本の「椿」は「山茶花」と記す。
(日本では「山茶花」は”さざんか”で定着済。昔からの取り違い)
・古代の日本人は、冬も緑色の椿の葉に霊力を感じたらしい。
★薮椿 花は大きくやや筒型。花ごと散る。
葉は大きい。
山茶花 花は大きく横にひらく。1枚ずつ散る。
葉は薮椿よりは小さい。
寒椿 花は小さく八重が多い。1枚ずつ散る。
葉は小さい。
夏椿 咲く時期が他の3種類と異なる。
・佗助(わびすけ)などいろいろ種類がある。
一重や八重があり、花色も赤、白、ピンク、など様々。
・幹は建材に利用、陶器や漆器などの工芸品のデザインにも用いられる。
種子から採れる「椿油(つばきあぶら)」は、頭髪用などに利用される。
また、椿の灰は紫染めの媒染に使われる。
・伊豆大島の椿は昔から有名で、ここは太平洋上で
気温が高いため1月中旬から見頃(椿祭り)。
・1月12日、2月14日、12月10日の 誕生花(椿)
・花言葉は「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳」(椿)
・別名 「山椿」(やまつばき)。
「季節の花 300」より
★季節の花 300★
旧古河庭園
六義園
・椿(つばき)科。
・開花時期は、 1/25頃~ 5/10頃。
・日本特産。
・一般に「椿」といったらこの薮椿を指すようだ。
園芸品種は1万以上ある。
・「古事記」では”都婆岐”、
「日本書記」には”海石榴”の字で表現されており、
”椿”の字は「万葉集」で初めて登場する。
・「つばき」の読み方の由来には諸説あり。
1.”光沢がある”意の古語
「艶葉木(つやはき)」から。
(葉は濃い緑色で光沢でピカピカ)。
2.葉に厚みがある意味の「厚葉木」から。
3.強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から。
4.落ちた花が、刀の鍔(つば)に似ており、
「鍔木(つばき)」の名から。
5.朝鮮名の「冬柏(つくばく)」の名から。
・現在はふつう「椿」の字で知られるが、この
「椿」の字は日本で作られた字(春に花咲く)で
中国では「椿」は、栴檀(せんだん)科の
高木である「ちゃんちん」という木のことを指し
漢名では日本の「椿」は「山茶花」と記す。
(日本では「山茶花」は”さざんか”で定着済。昔からの取り違い)
・古代の日本人は、冬も緑色の椿の葉に霊力を感じたらしい。
★薮椿 花は大きくやや筒型。花ごと散る。
葉は大きい。
山茶花 花は大きく横にひらく。1枚ずつ散る。
葉は薮椿よりは小さい。
寒椿 花は小さく八重が多い。1枚ずつ散る。
葉は小さい。
夏椿 咲く時期が他の3種類と異なる。
・佗助(わびすけ)などいろいろ種類がある。
一重や八重があり、花色も赤、白、ピンク、など様々。
・幹は建材に利用、陶器や漆器などの工芸品のデザインにも用いられる。
種子から採れる「椿油(つばきあぶら)」は、頭髪用などに利用される。
また、椿の灰は紫染めの媒染に使われる。
・伊豆大島の椿は昔から有名で、ここは太平洋上で
気温が高いため1月中旬から見頃(椿祭り)。
・1月12日、2月14日、12月10日の 誕生花(椿)
・花言葉は「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳」(椿)
・別名 「山椿」(やまつばき)。
「季節の花 300」より
★季節の花 300★
by yarock
| 2004-12-07 08:20
| 冬の花